2016年の家計支出(364万円)を公開。

ズボラな自分が、初めて年間家計支出をまとめてみました。

きっかけは敬愛するモッティーさんのブログに触発されて。

モッティーさんのような貯蓄率は無理ですが、ここまできちんと家計管理して視える化できたら気持ちいいだろうな、と。それくらいなら私にも出来るはずだし、やってみたい。

というわけで、2016年1月~12月の家計支出と、その結果をレビューしてみて思ったこと、そして2017年に行うべきこと、を少し考えてみました。

家計支出は364万円。このように算出してみました。

基本的に可能な限りクレジットカード(もしくはクレジットカードからオートチャージされる電子マネー)で支払うので、クレジットカードが紐付けされている私個人のマネーフォワードのアカウントから、過去1年分の支出データを抽出してみました。

年間の家計支出は約364万円で、支出項目別の内訳はコチラ。

項目 合計 (%)
食費         244,940 7%
現金・カード         784,725 22%
交通費         466,315 13%
趣味・娯楽         478,055 13%
日用品           83,736 2%
衣服・美容         584,624 16%
特別な支出         247,109 7%
交際費           27,402 1%
水道・光熱費         151,286 4%
教養・教育         120,567 3%
通信費         167,246 5%
自動車           61,987 2%
健康・医療         107,045 3%
税・社会保障         114,641 3%
合計      3,639,678 100%

支出別の費目トップ3は、

1位:現金・カードが21%

2位:衣服・美容が16%

3位:趣味・娯楽と交通費が同着で13%

となっています。

支出の内訳をレビューしてみる。

食費

内訳:年間で約24万円。自分のカードでクレジットカード払いした食費を指す。内訳は、外食で23万、カフェで1万くらい。

2017年の目標:DINKSの我が家は外食の頻度が高い。外食を内食に切り替えることで支出削減する余地が大きくあるはず。

現金・カード

内訳:年間で約78万円。銀行のATMからの現金引き落とし額が約60万。カード年会費が4万、その他電子マネー利用が7万(コンビニでの小額決済が主)。

銀行のATMから引き出した現金は、(1)立替してもらった飲み会代の後日支払、(2)カードが利用不可のお店での買い物など、(3)賞与の一部を奥さんへの臨時ボーナスとして現金手渡し、などがありました。特に(1)については、食費や交際費などに分類すべきでしたが、今回は全てここに包含しています。

ひとこと:意外とATMから引き出しているお金が多いが、ここの支出が全然視える化できていない。その殆どの多くは、会社やプライベートの飲み会で、現金精算をしているものと考えられるため、本来は「食費」に計上すべき。2017年は現金決済金額をもう少し視える化する必要あり。

カード年会費は現在年会費が1万円オーバーのゴールドカードを3枚も保有しているので、1枚は今年解約予定。

交通費

内訳:年間で約47万円。海外旅行のフライト代、妻の実家への帰省など。

ひとこと:大きいのがやはり海外旅行の渡航費だが、年に1回の海外旅行は我々の楽しみでもある。JAL/ANA利用からLCC利用などによって削減する余地はあるか?

趣味・娯楽

内訳:年間で約48万円。ゴルフで13万円、海外旅行や国内でのホテル代などが20万、サッカーくじBIGで6万。JAL旅行積立で(積立なので支出ではないが)3万。残りは、映画・音楽・スポーツ観戦など。

ひとこと:サッカーくじBIGは、定期購入をしており毎回の購入額は小額(300~600円)だったが年間で6万円も支出していたとは驚いた。くじの当選金は500円程度なので、大幅の赤字であり、即BIG購入を停止した。もっと早く止血措置が必要であった。

JAL旅行積立は、目標がく10万円に設定し昨年から積立を開始した。

日用品

内訳:年間で約8万円。日用品で4万円、ドラッグストアで4万円。

ひとこと:昨年は肩こりや肌荒れ対策などでサプリや医薬品などを購入したりドラッグストアでの細かい出費が積み重なった。

衣服・美容

内訳:年間で約58万円。衣服などで50万、美容院で8万。

ひとこと:プライベートの服や仕事用の服やバッグを購入。ともに衣服代がかさんでしまう。本当はもっと削減できるはずの費用。年間の予算を決めるなどしないと、際限なく増えていく気がする。。。

美容院は、ほぼ毎月のカットに加えて、年に3~4回ほどパーマやスカルプケアを行うこともあり、高い。現在の美容室が気に入っており、身嗜みにも気をつけたいので、なかなかここで支出カットするのは難しいかもしれない。

特別な支出

内訳:年間で25万円。家具・家電がほとんど。大きな支出は、大塚家具でリビングのソファーを購入、お掃除ロボのルンバ、ブルーレイサーバー、テレビの外付けHDD増設などなど。来年も発生する費用ではないため、特別支出として計上。

ひとこと:今年はリビングのローテーブルと掃除機(ダイソン)購入を計画している。それ以外は特に大きな支出は予定していないので、もう少し減らせるか。

交際費

内訳:年間で約3万円。お年賀やお歳暮など。帰省じの手土産代など。

ひとこと:交際費は節約するつもりはないので、現状維持でよい。

水道・光熱費

内訳:年間で15万円。電気代で8万、ガス代で5万、水道で2万ほど。

ひとこと:まずは、同世代・同家族形態の家庭とのベンチマークをしたい。2人とも家にいる時間が相対的に少ないので、相対的には安いと考えいるが。。。

教養・教育

内訳:年間で12万。書籍で4万、新聞で5万、学費で3万。

ひとこと:書籍は仕事や投資関係の本の購入が多くを占めている。将来への必要な投資と考えているが、図書館で本を借りるという手もあるので、検討する。

新聞は、日経電子版の購読料だが、今年1月に思い切って解約した。これで年間5万円の支出カットが可能。仕事や情報収集に不都合があるようであれば、再度購読をする予定だが、しばらく様子を見る。

学費は、ビジネス実務法務検定の資格取得に要した費用。自己研鑽のための投資は継続していきたいと考えている。

通信費

内訳:年間で約17万円。携帯・インターネットで15万円、放送視聴料(テレビ東京オンデマンドなど)で7千円、ブログ運営のためのサーバーレンタルなど7千円。

ひとこと:テレビ東京オンデマンドは毎月500円で購読していたが、利用頻度少なく今月解約をしたため今年は7千円の費用がカットできる。

インターネットは、スマホ(5GB)に加えて、モバイルルーター(5G)も利用している。ソフトバンクのギガモンスター(スマホ容量が5GBから20GBに増える)検討中。

自動車

内訳:年間で約6万円。タイムズカーシェアの会員費、利用時にかかるガソリンや高速代など。

ひとこと:ゴルフに行く時や妻と遠出する時にかかる支出なので、趣味・娯楽費用の一部と言って良い。なかなか削減しにくい費用。

健康・医療

内訳:年間で11万円。ジムの会員費で5万。整体などボディケアで1万。その他は医療費・薬代。

ひとこと:夏からジムに週1回のペースで通い始めたが、確実に体重減少筋力アップを実感できている。ジムに行かないと長続きしない性格なのは承知しているため、健康維持のためのジム通いは継続したい。健康関連はケチりたくない支出のひとつ。

今年は前半に風邪などをよく引いてしまい、医療費がかさんでしまった。日々の健康管理をしっかり行い、病院にかかる頻度を減らしたい。

税・社会保障

内訳:年間約12万円。全てふるさと納税であり、来年の税金から相殺されるため厳密には支出ではない。

ひとこと:ふるさと納税は引き続き最大限利用する。去年は11月・12月にかけこみだったので、今年はもう少し計画的に注文をしたい。

振り返って思うこと。

ここまでマネーフォワードに蓄積されたデータをもとに、年間支出を整理してみました。1年間でこんな費目にこんなにお金をかけていたのかと驚かされることもあり、2017年のアクションが明確になったことは大きな進歩だったと思います。

しかししかし、実は、上記の支出整理には以下の大きな課題があり、完全に家計管理が出来たとは言えていません。

家計の支出として網羅性に欠ける

実は上記の支出は、「私のマネーフォワードアカウント」の情報のみを反映したもので、妻の支出分はまったく反映されていません。

我が家の家計は、妻が日々の食料品や日用品、私がそれ以外(外食、家賃、光熱費)を払っています。

また、お互いの携帯代や衣服や趣味の支出は完全にそれぞれが支払っています。

この分業制の下では、家計としてトータルの支出がみえておらず、網羅性に欠けているのが大きな欠点です。

2017年は、妻にも協力してもらいこの部分の改善を図っていきます。

具体的には、お互いの家計簿はマネーフォワードで管理し、翌月にお互いの収支を報告し、数字を合算する、というルーチンプロセスを回すことで合意しました。

収入との関連性が見えない

上記の支出は、あくまでマネーフォワードに紐付けされている金融機関やカードから抽出された情報に限定されたものです。

私は会社の社宅扱いの賃貸マンションに住んでいますので、日々の家賃は会社の給料から天引きされています。

日々の昼食代も会社の給食施設を利用しており、代金は全て給料からの天引きです。

任意(生命・医療)保険も会社のグループ保険を利用しているため、給与天引きです。

これらの情報は全て給与天引きであるがゆえ、上記のマネーフォワード支出データには包含されていません。当然、給与から引かれる所得税や住民税も同様です。

本来あるべき家計管理の姿は、全ておなじバスケットで管理し、視える化ができていることだと思います。

「年収」から「(一元管理された)費用総額」を引いた分が「貯蓄できたお金」、というような、視える化です。

現状は、マネーフォワードのデータと、給与天引きの支出が一緒に管理されていないため、それらを合わせて管理することが必要だと思います。今年は、給与から天引きされている費用も全てマネーフォワードに手入力し、支出の情報を全てマネーフォワードに集約させて、一元的に支出情報の記録・管理をしていきたいと思います。

目標値がないので、良し悪しの判断がつかない

企業で言えば、予算が設定されていないのですから、実績の良し悪しを判断できない状態は、致命的です。

予算(目標)を設定するのは、前年度の支出金額はひとつの重要な指標になりえますが、同様に他社(他の家庭)の平均年間支出のベンチマークもすることが大事と思います。

目標値の設定については、今後の妻との協議事項としたいと思います。

年間の収支ではなく、月間の収支管理が必要

今回、2016年の年間支出をレビューして、2017年の目標を立てました。でも、本来はきちんと月次ベースで支出を管理して、視える化して、削減できるところは翌月から対処することが重要だと思います。

会社では、計画→実行→チェックのサイクルを早く回すことが重要で、当たり前にやることなのに、家計ではなぜこうも難しいのか・・・。

今年からは月次ベースでの管理を厳格に行いたいと思います。

今年の家計管理の目標まとめ

  • 私の支出と妻の支出を合算した「連結支出」の記録・管理を行うこと。
  • 今まで見逃されていた給与から天引き支出(税・保険・家賃)も全てマネーフォワードに取り込み、「支出の一元管理」を行う。
  • 16年度の支出額、および同じプロファイルを持つ家計の支出状況をベンチマークして、「17年度の目標支出額」を早急に決定する。
  • 年間ではなく、月次で家計をレビューすることで、余分な支出に対するアクションを早く行う。

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